Hello Chinese その3
3回目は、
「聞く」+「書く」についての問題。
文章を「書く」に関しては、いくつかのパターンがありますが、そのなかで、単語の選択と並べ替えでなく、これは
「中国の方々がしゃべるのを聞いて、文章を書く」、いわゆるディクテーション/「听写」です。
現地の方々のしゃべりも癖がありますが、私は、この「書く」問題が最も苦手です。
そもそも日本人は漢字は得意なので、なんとなく簡体字の意味をすぐ理解し、なんとなく発音も理解しますが、正しく書こうとすると結構難しいです。単語の選択方式で文章を作るのは、結構レベルアップしますが、自分で「書く」段階になるとそのレベルの低さに愕然とします。この技術のレベルアップは難しいというのが私の印象です。
一般のディクテーションの場合紙に書きとることも可能です。簡単な文字の場合こちらのほうが対応容易ですね。ただPCやスマホで文字入力する場合には、パソコンやスマホのキーボードをどう操作しますか?多分ピンインを入れて、そこから選択する方式か、あるいは手書き入力という手段もあります。
私は一生懸命ピンイン入力に挑戦しますが、あいまいな記憶のため、大苦戦しています。juedeなのかjiedaなのか zuoなのかzouなのか、anjingなのかanquanなのか、もともとあいまいに覚えている自分が悪いのですが、正しく書こうとすると大苦戦です。「安全」など手書きが簡単ですが、「赢」 なんて出てきたら泣けるし、簡単な「请」と「清」だって混乱します。
旅行に行って、多少乱れた発音で、身振り手振りや、漢字を書いたりして頑張ったりする分には対応可能ですが、中検、HSKなど受けようとおも場合は、「正しく書く」ことは必須です。
この正しく書くことのレベルアップは、「言語学習アプリ」ではなかなか苦戦です。他のアプリでも、難しいです。
以下、問題例です。
図 聞いて書く「听写」
この問題の場合、アンダーライン部分が空欄になっていて、音声が流れて回答を埋め込む問題です。この写真では、アンダーライン部分以外は簡体字になっていますが、ピンインが書かれている場合も選択できます。
アンダーラインの比率は変えられ、全部空欄の場合も選択可能です。
アンダーライン部分にカーソルを持っていくとヒント(日本語の意味)が出ます。
実は HelloChineseの他の部分は、大体正解できるようになりましたが、(選択なので)この部分の問題は、まだ30点くらいの出来です。
そういう意味で、本当は、もう少し継続して練習した方がいいんですがね。